「サイクリングしまなみ2013」に参加しました。
もちろん最長の大三島コースで、距離にして約110キロメートルです。
今回の特徴は、日本で初めて自動車専用道路を自転車が走る、それも瀬戸内海の来島海峡大橋を自転車が埋め尽くしたことであり、そんな貴重な経験ができた事は大変幸運でした。
瀬戸内の島々をめぐるコースの素晴らしさは、既に様々な方が話されている通りですが、「瀬戸内を走らずしてサイクリストにあらず」と私が自負していることを再確認できたような一日でした。
1000名を超える、愛媛県庁職員や今治市役所職員の皆さんもボランティアで協力していただき、雨が降っている時でも笑顔で声援を送ってくださいました。沿道から手を振って応援してくれた島民の皆さんの姿は、自転車に乗っている私達には何よりのエネルギーでした。
もちろん、エイドステーションでの各地域の皆さんの「おもてなし」にも心から感謝しています。
私達は上島町役場職員中心の「チーム・カミジマ」として5名、上島町からは一般町民や愛媛県東京事務所に出向している職員、弓削商船高等専門学校の生徒等々で参加させて頂きました。
「チーム・カミジマ」であるにも関わらず、副町長は自分のペースで走り去り、団体行動を取れない人でしたが(笑)、あの難所である「田浦峠」では 心が折れて自転車を降りて押したという話を後で聞き、「大学まで野球をやっていた体育系として悔しくないのか!」と内心楽しく感じました。
というのも「チーム・カミジマ」には、この大会のやっと1ヶ月前から自転車に乗り始めた女性職員も参加し、彼女は110キロメートルの乗車区間、一度も自転車から降りることなく、もちろん「田浦峠」も登り切ったのという快挙があったからです。
今回の大会では、以前からの知人との再会など、様々な交流がありました。スタッフの皆さんは大変なご苦労があったと思いますが、このような素晴らしい大会を運営していただいた関係者の皆さんに、心からの感謝を申し上げたいと思います。
来年の「しまのわ2014」でのサイクリング大会は規模が拡大し、世界からの注目も想像以上だと思います。関係者の皆さん、サイクリストや地域住民に更なる感動を与えられるよう、今後ともよろしくお願い致します。